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睡眠時無呼吸症候群 いびき
いびきとは?
いびきは、睡眠時に発生する上気道粘膜の振動音です。
鼻腔から咽頭・喉頭までの空気の通り道を、「上気道」といいます。そのどこかがなんらかの理由で狭めつけられると、呼吸した時の空気の抵抗が大きくなり、粘膜や分泌物が振動してしまうのです。この振動音がいびきと呼ばれています。つまり笛の原理と同じです。

十分な睡眠こそ健康の源です。
いびきを習慣的にかいている人は2000万人以上いるといわれています。
そのうちの約10%の200万人が寝ている間に何十回も 呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群だといわれています。
いびきをかいているのは眠りが浅い証拠で、 その代償として日中の眠気をもたらし、仕事の能率低下や居眠り運転事故を起こすなど、 社会生活にさまざまな支障をきたしています。
また、長期にわたっていびきをかいていたり、無呼吸が続きますと、高血圧、不整脈、心臓病、脳血管障害、糖尿病などを誘発したり、記憶力や思考力の低下をまねきます。
ですから習慣的にいびきをかいている人は一刻も早く治療を始めることをおすすめします。
主な治療法には
- スリープスプリントRとよばれる歯科装具を使用する方法
- CPAP(シーパップ)とよばれる鼻マスクを通して陽圧空気を持続的に送る装置を使用する方法
- へんとう腺や軟口蓋の肥大した部分を外科的に切除する方法
などがあげられますが、まずファーストチョイスとしては簡便で携帯にも便利なスリープスプリントが最適です。
この方法は越谷の中川健三先生が開発された方法で、FDA(米国食品・医薬品極局)より、2006年5月19日付で医学的根拠ならびに機能性・安全性が評価され日本初の治療器具として認可されています。
2004年より、スリープスプリント(口腔内装置)が健康保険適応になりました。ただし、全ての方に健康保険が適応になるというわけではなく、
- 睡眠検査をおこなうこと(終夜睡眠ポリグラフ検査)
- 検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断されること
- 医師の治療依頼(紹介状)があること
が、健康保険適応の条件となっています。
スリープスプリントとは?

寝るときに下の顎を少し前方に突き出させるように工夫したマウスピースを口に入れてお休みになる方法です。
この装置を入れることで、のどの気道(空気の通り道)がひろがって、いびきや無呼吸がなくなるのです。
